トップ > 観光 > オススメ観光地 >  四十年前にタイムスリップ「台湾故事館」  四十年前にタイムスリップ「台湾故事館」 ～ 台北市    台北駅の真向かいのビルの地下に四十年前の台湾の街並みを再現した「台湾故事館」があります。   懐かしいブリキの看板や台北ではほとんど見かけることのなくなった電信柱、「10元」と書かれた映画館のチケット売場(現在は200～300元)、散髪屋、お茶屋などの街並みにレトロ風ですがホンモノの屋台やレストランのほか「柑仔店」と呼ばれる駄菓子屋もあり、そこで食事したり買い物したりすることもできます。    また「愛国」、「偉大領袖(偉大なる領袖)」、「検挙匪諜保家衛国(スパイを検挙して国を守ろう)」、「準備反攻大陸(大陸に反撃する準備を)」、「我要説国語不説方言(私は国語(＝中国語)を話し、方言(＝台湾語など)は話しません)」など当時の戒厳令が敷かれていた台湾の政情を垣間見ることができるモットーなども目にします。    中には麺などの屋台のほか、中華料理が楽しめるレストランもあり、ここで食事をすますこともできます。    台湾はここ数年ちょっとしたレトロブームで、「懐舊(昔を懐かしむ≒レトロ)」をテーマにした商品やお店などが続々と登場しています。ポスターや商品のパッケージなんかもレトロ風のものをちょくちょく見かけるようになりました。これからもレトロブームは続くでしょう。   ▲ 昔風の屋台   ▲ 昔風のレストランの入口   ▲ 昔の公衆電話   ▲ 温泉旅館の前   ▲ 昔の家の中   ▲ 駄菓子屋さん  MRT「台北車站」下車、6番出口を出てすぐ。