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 古い街並みが残る「九份」 ~ 台北県
九份   侯孝賢監督の映画『非情城市』の舞台になり、『千と千尋の神隠し』の舞台とも噂されている台北郊外の「九份」。山の傾斜に古い街並みが残っていて、中には京都の二年坂を連想する人もいます(道幅は二年坂より狭いですが)。

   人里離れた「九份」に住んでいたのは元々九世帯しかなく、山を下りて九世帯分の食料を市街地の瑞芳まで買いに行っていたことから「九份」と呼ばれるようになったと言われています。そんな閑静な「九份」に人が集まるようになったのは19世紀末に金鉱が発見されてからです。

   「九份」名物と言えば「芋圓」です。さといもで作ったもちみたいな団子をシロップをかけた氷と一緒に食べるのです。これを食べるためにだけわざわざ「九份」まで足を運ぶ人がいるほど人気のあるスイーツです。

   最近は多くの店で「おいしい」、「安い」、「○○元」などの簡単な日本語で客引きをしている光景を見かけるようになりましたが、お店の人に聞いてみると最近は日本人観光客も少なくないということです。

   以前は車がないと不便でしたが、最近は台北市からも直行バスが出ているので、かなり便利になっています。「九份」から車で十分ぐらいのところに同じく金鉱で栄えた「金瓜石」という街があるので「九份」を訪れた際はこちらの方にも足を伸ばしてみるといいかもしれません。
芋圓
  ▲ 「芋圓」を作っているところ
芋圓
  ▲ これが「芋圓」
昇平戯院
  ▲ 昇平戯院(映画館)
九份
  ▲ アーケードのある通り
バス ・  MRT忠孝復興駅から基隆客運の「金瓜石」行バスで約1時間強、「九份」または「舊道」下車、片道70元、バスは約30分に1本。
※ 一部「九份」まで行かない「瑞芳」止まりのバスがあるので注意。
電車 ・  台北駅より「蘇澳」、「花蓮」または「台東」行き「自強号」または「莒光号」に乗り約40分、「瑞芳」下車、「自強号」片道80元、「莒光号」片道62元。
・  瑞芳駅から基隆客運の「金瓜石」行バスで約30分、「九份」または「舊道」下車、片道20元。
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