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台湾を守った軍事要塞「金門」
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双眼鏡で対岸の中国の洗濯物が見える島、金門島。台北から飛行機で1時間ほどのこの島は中華民国(台湾)の領土になっています。中国(中華人民共和国)との対立でこの島には元々多くの軍人がいて一般観光客が訪れることは出来ませんでしたが、近年、観光地として一般市民も訪れることが出来るようになりました。
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▲ 向こう岸は中国の廈門(アモイ) |
▲ 中国の爆撃で半壊した建物 |
この島の面白いところは軍事要塞として中国の侵略を阻止してきただけあって、軍事施設のほか、アニメに出てきそうな秘密基地や迷路のような地下道などがあることです。地下道は敵が上陸したときに備えたもので、現在は一般にも開放されていますが、ガイドさんが一緒でないときっと迷ってしまいます。
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▲ アニメに出てきそうな秘密基地 |
▲ 金門のシンボル「毌忘在莒」 |
見どころは軍事関係ばかりではありません。この島はあまり都市化が進んでいないため、古い家屋なども残っています。金門オリジナルの公衆電話もなかなか面白いです。
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▲ 古い家屋が残る民俗文化村 |
▲ 金門の公衆電話 |
また、ここの名産もなかなか面白いです。中国からの爆撃で崩壊した建物なども残っていますが、その時の爆弾で作っている「包丁」、それから沖縄のシーザーにそっくりな「風獅爺」などがあります。食べ物ではそーめんに似た「麺線」などが有名です。
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▲ 爆弾で作る包丁 |
▲ 縄のシーザーにそっくりな「風獅爺」 |
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