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 くじ付きレシート「統一發票」
   台湾で買い物する時、屋台などを除くほとんどの店でレシートをくれます。レシートは「統一發票」といい、政府によって規格が定められています。その「統一發票」の上または右上には2桁のアルファベットと8桁の数字が書いてあり、この8桁の数字の部分がくじになっています。

   奇数月の25日に前月、前々月分の「統一發票」の抽選が行われます。例えば3月、4月分は5月25日が抽選日です。「特奨(特賞)」の当選番号一組と完全に一致すれば200万元、「頭奨(一等賞)」の当選番号三組の何れかと完全に一致すれば20万元が賞金として受け取れます。「頭奨」の当選番号三組の何れかと下三桁が一致すれば「六奨(六等賞)」として200元が受け取れます。

   この「統一發票」の歴史は古く、1950年(昭和25年)に当時の台湾省財政庁が税金を公平に徴収することを目的としてこの制度を発表し、翌年元旦から実施されました。「統一發票」にくじが付いているため、消費者は買い物の際に「統一發票」がもらえなかったら率先して受け取るようになるし、商店、企業なども売上げをごまかしにくくなります。

   実施当時は「愛国奨券(宝くじに相当)」の当選番号を「統一發票」のそれとし、「特奨」は原則「統一發票」記載の金額の五十倍、最高賞金は5万元を限度としていました。5万元といえば当時は大金です。

   以前は「頭奨(一等賞)」の当選番号は六組ありましたが、政府の財政難から2001年1月分からその半分の三組に減りました。これまで0.66%だった当選率も0.44%になりました。

  ▲ クジになっている上の8桁の数字
2010年1、2月分レシートの当選番号
等級 当せん金額   番号
特賞 200万元  
一等賞 20万元  
二等賞 4万元 下7ケタ
三等賞 1万元 下6ケタ
四等賞 4000元 下5ケタ
五等賞 1000元 下4ケタ
六等賞 400元 下3ケタ
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